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ShiShiZa

獅子座

ロメールの記念すべき処女長編。

いい加減に暮らしている。そこに、叔母が死んで、莫大な遺産が転がり込んでくるという電報を受け取る。

やったぜ!

まるでトシシュンのような大盤振る舞いを友人達に施す。

王手飛車取りのゴダールがここに出てくる。

そこに電報がやってくる。遺産は、お前じゃなくて、従兄弟のものになった。

消え去る友人達。後に残るのは大盤振る舞いの借金。

そこで、主人公はパリの街を放浪することになる。服がどんどん汚れていき、靴はワニの口になる。

しかし、こいつは、絶対にまともに職をさがしたり、何かをしようとはしない。徹頭徹尾、ただただ、当ても無く放浪する。

たまたま入ったカフェで、バルトークを弾く。そんな流しがいるものだろうか?

もちろん、いない。そこで、居合わせた元友人が気付く。おい、お前にまた電報が来ているぞ。

従兄弟がオートバイ事故で死んだのだ。

遺産が転がりこむことになったので、現実世界へ復帰する。

エリック・ロメール(獅子座/六つの教訓物語)

Last modified:2004/03/14 01:06:00
Keyword(s):[ロメール] [オートバイ事故] [バルトーク] [ゴダール] [放浪]
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