トップ «前の日記(2004-04-19) 最新 次の日記(2004-04-21)» 編集

日々の破片

著作一覧

2004-04-20

_ 調べ残したが寝よう

VB.NETで、デリゲート(というよりイベントハンドラの入れ物の)配列をどう記述するか。
Private Event foo() As EventHandlerのような記述をするとエラーになる。って、言うか、VB.NETでジャンプテーブルを作る方法って別にあるのかなぁ。
非スタティックインナークラスが無いからそっち側のジャンプテーブルってのも使えないし。デリゲートがあるから非スタティックインナークラス不要とか言うんだから、どうにかして欲しいところ。
「VB.NET ジャンプテーブル」で検索すると、なぜか自分の書いたGSのやつがトップに出てくるしなぁ。
メソッドの引数にMeを突っ込む形でオブジェクトの配列にするしかないかな、こんなやつ。
Friend Interface FnKeyHandler
    Friend Sub handleEvent(ByVal frm As MyForm)
End Class
 
Private fnCommands() As FnKeyHandler = New FnKeyHandler() {
    New F1Handler(),
    New F2Hanlder(),
    ...
}
 
Private Sub Form_KeyDown(...) Handles MyForm.OnKeyDown
    If KeyData >= Keys.F1 && KeyData <= Keys.F12 Then
        fnCommands(KeyData - Keys.F1).handleEvent(Me) 'Meを指定するのすごくイヤざんす
    End If
End Sub
メソッド内で3行で済むものをわざわざSelect使って24行もだらだら書くのはイヤだし。
#急に思ったが、非スタティックインナークラスでSunが特許を取ってたりして。それで、デリゲートを「発明」したのかな? 実は言語デザインの問題でもオブジェクト指向の問題でもなく単純にそういう問題だったり。

_ 喩えとは何か

結局、何でもそうだと思うが、少し賢い奴は、行き詰まったときは、比較対象を求めて、相対的にものを考えるということをする。まず、それになんか似たものはないかなと考える。その似たもののありようとの比較において、自らの問題対象のありようを考えるのである。

――石童丸史

これは今まで見た喩えとは何かについて書かれたものの中で、もっとも腑に落ちた。

確かに、相対化して分析するためのツールだというのは納得だ。

相対化する能力に乏しいとパターン(むしろアンチパターン)の発見も難しいだろうな。

とは言え、金は価値を作らないかも知れないが、流通量を操作可能だというところが(あ、これも言葉と同じか)ちょっと違和感を持ったところなのだが、寡黙と饒舌の間で操作可能だという面じゃ同じか。

#喩えというのは概念を心象として形成させるための手段だというのが僕の考えなわけだが、それでは心象とはどうやって形成されるのかと言えば、それは身近に引き付けるしかないだろうという考えが根底にある。理屈は後からつけりゃ済むが、納得(AHA)は瞬間的に生まれると思う。

_ iBook update

自分用に欲しい。

こっちもいいな


2003|06|07|08|09|10|11|12|
2004|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2005|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2006|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2007|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2008|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2009|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2010|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2011|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2012|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2013|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2014|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2015|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2016|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2017|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2018|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2019|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2020|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2021|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2022|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2023|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2024|01|02|03|

ジェズイットを見習え