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日々の破片

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著作一覧

2003-06-01 映画の日

_ オリヴィエラ

映画の日は入場料が安い。だから混んでいたのかな? しかし、そんなことには気づかず、単にオリヴィエラを見に行っただけだったのだ。

_ 構造:

カスクールとロベルト:片方は死に、片方は失踪

アントニオとホセ: 片方は死に、片方は刑務所

妖精と魔女: 俗なる聖と俗: 金と子供

小間使いと落魄した家

聖母とジャンヌダルク

叔母と姪

父親の不在(いずれにしても)

台所のピアノとパガニーニ

プール(水)で登場し、炎で退場

明示と暗示

_ ご丁寧に墓参りのシーンでは二重人格についての解説付き。

だが、豚の饗宴が忘れられないのだ。

ベルタということもあって、時空を越える仮面劇でのケーブルカーを想起させる列車の進行方向。

_ 日記

続くかどうかはわからないが、せっかくグローバルIPが振られたんだから、日記をつけてみることにする。まあ当然のように、たださんのtDiaryを使わせて頂くことにする。


2003-06-02

_ テスト

某所からの書き込みテスト。というか、見えるものは得ることができるものなので、するまでも無いのだが。

_ 赤き仮面の饗宴

豚じゃないが、考えてみたら、赤き死の仮面は舞踏によって意図を隠し、火酒(いや、ポートワインかも)を使って火刑とする(ここでも、ジャンヌダルクと関連を持つ)。

_ エンタープライズアーキテクチャ

使われないバインダーキャンペーンから、EAというのがこの半年のITプロの動きだとしても、すでに2000年ちょい過ぎあたりから、DOAとTechEDあたりで言い出していたということとを考えあわせると、中期的な展望のもとにやっていることは間違いないわけだし。

ユースケース駆動によるプロセス飽和に対するアンチテーゼとして、DOAを持ち出してくるということの意味を考えると、単にメインフレームユーザへの口当たりの良さということだけが狙いではなく、比較的現実的な戦略の上でのことと考えても良いだろう。もちろん、そこには知らざるすなわち持たざる者が世界を獲得するためには、なによりも下部構造を押さえなければならないという明確な意思が見え隠れするわけで、必ずしも額面通りに受け取る必要もない。ある意味においては、DOAというのは、バータリーな手法だ。とりあえず寄せ集めるという作業が手っ取り早く済む上に、その後の構築もスムーズに運ぶことが考えられる。少なくても入力仕様と出力仕様までは、そのまま進めることができるだろう。これは、まさに、持たざるものの選択として利にかなっている上に、それなりの対立軸を描くことで、陣営分けをしやすいというメリットもある。(って言うか、まるでモノリシックカーネルフレームみたいなもんだ)。いっぽう、ユースケース駆動でのモデル化は、そこから実装へ進むためには、どうしようもない断崖に直面せざるを得ないだろう。具体的に落としていても要求仕様と機能仕様の間に断絶があるのに、それよりもさらに抽象度が高いのだからなおさらだ。逆に、その断絶をごまかす煙幕としてUMLを採用したと見ることも可能だ。その意味では、バインダーと何ら変わりはないのだが、詐術としては非常に巧妙で美しい世界を描くことができている(既に)ので、こちらのほうが知的レベルが高ければ高いほど引っかかりやすそうに思える。

_ クローズドな世界が、上位レイヤーにおける抽象アーキテクチャの仕様書きと、第3世界の労働力による実装という方向に進むことが、収益構造からの必然ならば、後は野となれだ。


2003-06-03

_ 夜の音楽

ピアノ協奏曲第2番第2楽章と反射的に考えるのだが、別にそういう意味ではないのだろう。

虫の羽音、梢が風に触られ微かに揺れる。葉が擦れあい軋むような音を立てる。時折混ざるジーという音。それは高圧線かも知れないが、おそらく空からではなく地面から聞こえてくる。地虫が鳴いているのだ。

ほとんどレコードの針音しか聞こえてこないような微かな、しかし複数の声部が複雑にしかし実にゆっくりと絡み合う音群。

それが夜の音楽だ。

不思議なマンダリンの冒頭の街の音楽と、実は強弱と速度が異なるだけでほとんど同じかも知れない。なんにしろ、夜の音楽は森の音楽だし、街と森はその多様性と高さ、密度によって繁栄を表現するという意味では同等なのだ。異なるのは成長の速度であり、主張する声の大きさだ。

レネットとミネビルかな? の最初の冒険は、夜の音楽が朝のざわめきに転化する一瞬を捉えるという不思議な試みで、そんな瞬間があっても良いだろうと妙に納得したのを覚えている。青い時間?

_ ストラビンスキーのように器用にも、シェーンベルクのように不器用にも、コルンゴルトのように派手にも、ローザのように地味にも、折り合いをつけることができずに1945年、まさに新たな世界の中心となった大都会の中で餓死した人間がいる、ということが夜の音楽を更なる陰翳で富ませることになる。

_ おおくまさん(見知らぬ他人だけど)評判悪いっすね……

いつでも動かしているという意味なら、Windwos2000Proということになるんだが、IISの10クライアント制限とか、TomcatのCGIが相当イヤンなできだとか(ちょっと直したが、404となると、ローカルな環境変数まで全部出力したりして追っかけるのがイヤになってしまったとかで、結局、Linuxで落ち着いてしまった。落ち着いてしまえば、まあ、使いやすいんだが、X-TTが悪いんだかどうだかは知らないし知る気もないんだけど、Galeonを動かしていると、じきにハングアップしてしまってウンザリさせられる。別にGaleonが悪いんじゃなくてMozilaでもハングアップするんだけど、と来るとゲッコーみたいだが、多分、そうじゃないだろう(というか、そうはできない死に方だし)。

3dfxの泣き叫ぶ妖精とか使ってるのが悪いのかも知れないと思うけど、無関係なバッファに書き込みしてから死んでる雰囲気が濃厚(全然無関係な領域にテキストが出力されてから停止するとか)。しかし、積極的にどうこうしようと思えないのは、メインマシンがWindows2000だからだな。

まあ、ATOKがバンドルされているという理由だけで、ほとんど考えずにARMAにしてみたわけだが、apt-getしたほうが良い更新情報とかきちんとメールが来るし、それなりに使いやすくまとまっているようには思える。もっとも、SCSIにRATOCの変なのを買ってしまったために(Linux対応ってのが、ドライバのソース配布という意味だとは思わなかった)、いちいちカーネル再構築しなければならないのだが、Makefileにspin_lockの定義が異なるヘッダを取り込んでいるドライバの依存を記述してあったり、それなりに面倒な点もあるな。


2003-06-04

_ リンク元

そっか、やっと意味がわかった。

これでOKだ。

_ 若いと言えば

ボーダー(ってのは40過ぎの半分浮浪者みたいなおっさんが主人公の漫画で、ボブマーリーやジョンライドンのおかげで年を取らないという設定だ――ってこともないが)の中に金がなくてズボンの代わりにペンキを塗って出かけるエピソードがあって、笑わしてくれるんだけど、ネタそのものはおそ松くんで最初に見たのであった。狸みたいな顔をした詐欺師なんだが、詐欺をはたらくために金持ちの振りをしなきゃならない。でもそもそも金がないから、そりゃ無理だ。そこでぱりっとしたスーツをペンキで描いて街へ繰り出す。当然のように6つ子に出会って、そこで正念場とばかりに金持ち風を吹かしていると、おそ松くんが目ざとく脇に手を伸ばし、「おじさん糸くずがついてるよ」と腋毛を抜いてしまう。思わず痛いと叫びたいのをぐっとこらえる詐欺師。別れた後でおそ松くん、抜いた腋毛に火をつける。6つ子、匂いをかいで、「ウールだ。本物の金持ちだ」しかし、本当にやるヤツがいるとはね

_ リンク元

上のは、自分自身の参照についてだが、同様にNATの内側だとアンテナに捕捉してもらえないこともありそうなのでメモ。

中途半端に固くルータを設定すると、内側から外側のアドレスとして隣(や自分)にアクセスできなくなってしまう。というのは、(設定ミスと言えるんだけど)異常なアドレスからのアクセスと見なせるからだ(から本当は、アドレスだけではなく、どのポートからのアクセスかの指定が必要)。

てな設定にしていて、しかもそれは了解しているため、実際にはlocalhostやプライベートアドレスを利用して記述していたわけだ。

その状態で、たださんのURLをクリックしたって、refererにはlocalhostなりプライベートアドレスなりしか残らないわけだから、当然のように捨てられてしまう(逆にそれ以外の場合でrefererを捨てたければ、ちゃんと設定しなければならないんだけど、なんとなく見過ごしていたというのが最初の件)。

この場合の解決策は、公開用ホスト名でアクセスしてからたださんのところにジャンプするようにルータの設定を変えるか、インターネットカフェとかとにかくNATの外側から公開用ホスト名でアクセスしてジャンプするか(だって最初は自分しか知らないわけだが。しかしxxxxxxをいっぱい送ってくるホストはまだいるんだね……)してやれば良い。

#なんて、わざわざ書くほどの話じゃなさそうだが、自分がひっかかった点とかを書いて置かなきゃ存在意義がないしね。

_ エンタープライズアーキテクチャ

でまあ、連中の新しい飯の種が出てきたな、と捉えてしまえばそれまでの話なのだが、それでもプロセスを分析するという作業から生まれたものが役に立たないということがありえないのも間違いのないことだ。結局のところは、何かを入れれば何かが出てくるわけで、その過程で不要なものを少なくして必要なものを多くしていくためには、実際にその箱の中で何が起きているのか知らないですませるわけにはいかないからだ。

_ 紙のネズミ

子供が動物会議を読んでいたので、つい取り上げて読み出したら、アメリカから会議に来たネズミがきちんと書かれているんで驚いた。その頃は、はっきりとその姿を書いていても問題にならなかったのか。でも、ババールなんかと違って、具体的な(絵はあっても)名前は書いてないとこを見ると、やっぱりその頃からうるさかったのかな。


2003-06-05

_ バカですな

くそ忙しくて、やらなっきゃならないことが死ぬほどたまっている時になると、しなくても良いことをし出すのだ。どのくらい忙しいかと言うと、ヘルタースケルターが積読状態で、日々の泡じゃなかった伊東守男の誤訳版のほうだったなは、大好きな心臓抜きとトムとジェリーのとこ、自分の家へ通知に行こうとしている事に気付くとこ、なんかを適当にパラパラと、恋とはどういうものかしらが拾い読み、というくらいに忙しい。しかも暑い。どのくらい暑いかと言うと、Athlon1800+のPCが、この1時間で3回もこけるくらい暑い。というか、それはWindowsだからだって……ということはさすがに無いと思うが、VIAだからってのはあるかも。

#これは日記だから、垂れ流しだ。Love Goes Down the Drain

以前、知り合いのリーゼントだけが有名な人間から聞かされたどうでも良い説に、ロックンローラーは南を目指すっていう言葉がある(受け売りかどうかは、僕はそいつじゃないから知らない)。当然、その対立項ってのは、演歌は北へ帰るってことになる。まあ、実際はどうだかは知らないが、はるばる来たのは函館で、何もない春は襟裳岬(作ったのは演歌人じゃないようだが)、雪国やら北の宿屋だか旅籠だか帰れよ帰れ北へ帰れ、長崎は南だが雨が降っているときたものだ。

が、ロックンローラは、断固として南へ向かう。お前らが北へ帰ろうとも、おいらは南へ向かうのだ。

そりゃメンフィスか? BBQの匂いのする街と唄ったのは忌野清志郎だったっけ? ということとは関係なく、単に南へ行くのだ(帰るのではない)。そう力説した。

なんていうことを思い出すくらい忙しい。(どうも逃げる=南へ向かうという回路が、その話によって形成されたらしく、だいたい、そんな時に思い出すのだ)

そこで考えた。

北の国で、タクシー運転手をしている男が、旅行者を乗せる。旅行者はさらに北へ帰るところだ。しかし、道に迷ってどんどん南下することになる。

それだけのことだ。全然、気分転換にもならないし。

_ 見つけた!

そっか、Livreのことか。なんでユリイカヤリイカかさっぱりわからなかったが、そりゃ続くも何も、単にLivreとlibreの語呂合わせをしたくてそういう場を作ったから、そこにふさわしそうな内容を突っ込んだだけのことだ。だから、それだけだ。

というか、思いつき、思い出したこと、見たこと、聞いたことを、文章表現の実験場としていろんな書き方してみるためには、やっぱWikiだよね、と思って突っ込んで、つまり全然コラボレーションツールとして使う気はないから、editコマンドそのものにパスワードをかけるための修正を始めようかなと思って10分もしないうちに面倒になって、それとは別にtDiaryを試すことにしたら、書き易いから、まあこっちでいいや、それじゃHikiは封印するかっていうのも面倒で……という状態なので、フロントページに鬼面人を驚かすような書き込む気も失せるようなことを並べておけというような、そんな感じで、読点句点なしにだらだらと書いてみたり。ちなみにさいころの7の目叢書のスワンベリは日本で唯一書店で売られているもうひとつの目の本ですな。

_ 文章は経世の大業にして行き交う年もまた旅人なり

_ フェアプレイには早すぎる

が、通用しないのがアメリカという国だ。と覚えておく。それはそれで健全な証拠かな?

_ ソースが陳腐化する時

XXウィザード+中国、これ最強とか。仕様に網を張って、ソースの価値を下げる=エンタープライズアーキテクチャ、という図式もありえる。

算譜≒音符

例1)

業務アプリケーション:インダストリアルミュージック(ミューザックの意味−スリッピングリッスルとかじゃない)

例2)

MITのLISPハッカー:グレゴリアン

例3)

マッカーシー:リュリ

例4)

Hello World:バイエル

問)A−Dを答えよ

A:モーツァルト

B:サリエリ

C:バッハ

D:ポールモーリア

_ そんな感じかなぁ。バッハのフーガの技法は仮想マシン上のアプリケーションで、多くのチェンバロ用の曲はピアノでエミュレートして実行可能とか。

_ いや、違うな。これだと改変をモデル化できない。むしろ、改変は演奏に相当して、実行はその結果としての[傾聴する|思いにふける|演奏会で人に聴かせる|興行収益を上げる|……]に相当すると考えたほうが良さそうだ。っていうか、全然、別物だし意味はないが。

ところが、生産性を上げるための仕掛け、たとえば、パターンであるとかフレームワークであるとか、あるいはイディオムであるとかは、形式(特にソナタの提示部、展開部、第1主題と第2主題といった構成方法)であるとか、構成法(和声の進行法であるとか、12音の均等割り付け法とか)、黄金率、前振りがあってリフがあってサビはどうしたとか、あるいは、ライトモティーフというのはオブジェクトであるとか、を想起すると他の何者よりも近しい存在に感じるのもまた事実なのだ。

#総譜のような記述方法でマルチスレッド処理が記述できるとわかりやすいかなとか思わないでもないが、それはラダーだな。

_ .htaccess

 早速やってみよう。GETは誰でもOKとするほうが簡単そう正道だからまずは、HTTPメソッドを取得する方法を調べてみると、mod_setenvifというモジュールでできることがわかった。そこで、とりあえず、.htaccessの最初に
SetEnvIf Request_Method "GET" method_is_get
Order Deny,Allow
Deny from all
Allow from env=method_is_get
としてみる。読める(GETできる)が、編集−プレビューで403となることを確認。 ここまでは簡単だったな。と思ったけど、これだとHEADもだめになることに気づき、今度は
SetEnvIf Request_Method "GET|HEAD" method_is_get
としてみる。編集−プレビューでPOSTがはじかれるのは確認できるが、HEADがOKかどうかはどうやって調べようか?
$ ruby -e 'require "socket";s=TCPSocket.open("127.0.0.1",80);s.write "HEAD /livre/ HTTP/1.0\r\n\r\n";puts s.read;s.close'
だな。
$ ruby -e 'require socket";s=TCPSocket.open("127.0.0.1",80);s.write "HEAD /livre/ HTTP/1.0\r\n\r\n";puts s.read;s.close'
HTTP/1.1 200 OK
Date: Thu, 05 Jun 2003 14:00:05 GMT
...
大丈夫なようだ。 次に、ここに認証をからめてAllowを追加すれば良いというところで、ちょっと時間切れだ。  だが、ふと気づくと、こんな方法論のために、変数名がmethod_is_getなのに実態が異なるというバグが入り込んでいる。そこで変数名はmethod_is_readonlyに変えておこう。

_ ちと待てよ

しかし、この方法は所期の目的は達せられるけど、いささか乱暴じゃないかな? おそらく、どう見たってHikiってことはWikiページで、エラーになるのが書き込みの後だっていうのは、ちょっと文脈違反って感じがするなぁ。というわけで、凍結中と書こうとしたら、403になるってそりゃそうだ……と、ここに書いたから、とりあえずそのままにしておくのであった。

本日のツッコミ(全5件) [ツッコミを入れる]

Before...

_ arton [どうも上のは変だな。Apacheが素人かどうかは関係なく、入り口で防御するってことに思い当たらずに、すぐにプログラム..]

_ たむら [<limit>ってディレクティブを使います>.htaccess http://www.mikeneko.ne.jp/..]

_ arton [おお、どうもありがとうございます。このほうが、スマートですね。こっちに変えることにします。]


2003-06-06

_ 忘れようとしても思い出せないこと

_ 鈴虫の飼い方

の江戸時代のベストセラー本をどこかで見たのだが、思い出せない。確か、その頃からブームになって飛ぶように売れたんだか、虫屋の開業の手引書として飛ぶように売れたんだかのどっちかなんだが、どこで見たんだろう?


2003-06-07

_ アルカトラズE.R.

というような名前の店で呑み会。しかし呑まないので食って吸ってるだけなのだ。

ずーっと、うとくなってるので、こういう店に行くことは純粋におもしろい。ピテカンとかの現代版ってとこなんだろうが、来ている人間がアカルイミライからまだ近そうで、それなりにうらやましくもある。もちろん、ポールニザンの言葉を忘れたわけではない。

重い扉

鉄格子

看護婦

手錠

注射

死体

病棟

上下2段に区切った集中病棟

年齢

2人用の採血室

金属

ブラックライト(ライズバーとか

#イーノがインドネシアだかのディスコで白い紙を持たせて踊らせたエピソード

検尿(実際には店外と店内の行き来の監視システム)

下ネタ風味のメニュー(十分においしい)

#意外なほど、音は小さく、会話ができるのにはちょっと驚く。まあ、ICUで隔離されているからかも知れないが。

でも、微笑ましくは感じても、それほど乗ることはできないのは、とっくにクライミライに入っているからかも。いや、最初からだ。

アデンへ。

_ ネガティブな状態の表現

背中に翼が生えた……というのをポジティブな表現として、それに対するネガティブな表現について考えて見る。

ナイフ

割と出てくる。あたりを見渡してもすぐに少年の歌とか軍鶏とか。剃刀を手にヒラリヒラリと舞うのはシャブロル。アンダルシアの犬だってそうとも取れるし、現実に鋭い裂け目を作って向こう側へ近づくためのシンボルでもあり、裂け目というものそのものがある意味象徴的だ。実際にやってしまった高校の後輩とか神戸の少年とか。

確かローレンス、リザードの王国。ネガティブな方向より、むしろポジティブな方向のほうが全体としては多いかも。なんで馬の首風雲録なんだろう? 乗り物

夜のドライブ

白眉をテレンススタンプのやつ(これは違うな)としても、ストーンズとか。どちらかというとロキシーナイトというか、瞬間的な享楽のイメージが強いのは疾走感が原因か。というか、攻撃的であってもスポーツのような(対等な相手が存在する)ニュアンスが出易いからかも。スピード

ドラゴン

は本来おっかないが、こちらはポジティブ側だな。本来はおっかないはずなのに、実態はそうではないという点が、理解を求めたいという欲求に合致するからかも。龍の子太郎、ネバーエンディングストーリー、エルマー、牧師さんのグリフィン、パフ。

パフ

置いてけぼりにされた存在。なんかたくさんある。自分で捨てといたくせに、パディントンやQちゃんが家にやってくると、ころりと忘れて迎え入れてみたり。

アデン

自分自身を追放するという考え方。実際には船に乗る必要はなく、意外と簡単に行くことができる。

一時中断

_ Webバグ

高木氏の仕事がなくならないはずだ。なんか、HTMLメールのWebバグについてどこかで書いた覚えがあると思ったら、場外乱闘編のP.198(発行は2001年6月だが、実際に書いたのはもっと前のはず)だから、もう2年にもなる。それとは別に、これを読んで(ここではWebバグとして利用する方法には言及せず)、開かれ場合のDoS効果への対処法について書いてあるので、既にそういうノウハウについて語るような時代になったのかと思ったし、えっ(ウィルスについてのみ言及)というのを読んで(2002年9月)、そりゃまだまだ日本じゃ技術者がネットワークにコミットできてるからだろう、と思ったりもした。が、ITプロの読者のコメントって、なんか「研究・開発」という職種の人が、妙に見識が狭く見えてしまうのがイヤンなとこだな。

#プライバシーって、100%渡来の概念か? わたくしごと、と訳してしまうと何が失われるかが重要だな。失われるものが重要なことのはずだから。

_ 筒抜け人生

は楽しいなぁ。


2003-06-08

_ ミス・オイスター・ブラウンの犯罪

妻に勧められて読んで見る。細部がちゃんと意味を持っていてうまいなと感じた。トリガーってのは、やっぱりトリガーとなるからトリガーなんだろう。ウィンゲートはWin Gateかな? Windows-Gatesとか、無意味に考えてみたりして。

堆肥が熱を持つというのは、笹神村の共同堆肥場で見せてもらった。匂いや質感は覚えているのだが、湯気がたっているのは正しい記憶か、トリガーの伯父の話によって混入した偽りの記憶なのかは曖昧。

実際に読んだのは、ラブゼイの作品集ではなく、子供(ヤングアダルト程度がターゲットかな)向けアンソロジーで赤木かん子の集めたやつ。なんてことを書いているのは、同じ巻に収録されているダールから引用するための布石だ。

「この人生の秘密は」と彼はいった。「だれにでもできねえことに、腕をみがき秀でるということでさあ」 −−その通りだ。

しかし、読み返すと変な日本語だな。原文にあたらずに別の訳を考えて見る。

「人生ってやつにだよ」と彼はいった。「ほんとに大切なもんがあるってしたら、そいつはきっと、いっしょけんめに、てめえにしかできねえことに腕をみがくってことよ。まあ、わかってるやつにはわかってることさ」なげえな。

_ 自由

もしも自由が好きならば、指図されるのも指図するものイヤだろう。そういう心のありようを指してガキと呼ぶのは簡単だし、しかもそう呼ぶことは言葉本来の意味として正しいが、そのような割り切れない心の中のワダカマリを持てなければ何かに没頭することもないだろう。

_ 夜の音楽

にしても、このテーマはいいなぁ。フォルマリスムとかリシツキとかのテーマを作ってみようかなとか思わないでもないが、このテーマが気に入ったので、当分はこのままだろう。

_ シンクロニシティ

なんて気のきいたものではないが、競馬(または競馬場)に関する小説を読んだ次の日に、場外馬券売場の群集の中を通り過ぎる。


2003-06-09

_ ただだらだらと

つけようと思えばつけられるもんで、意外といえば意外だが望外のなんちゃらってことはない。

小学生のころには、日記をつけるということがなんだか理解できていなかったと思うし(子供を見てるとそう確信するし)、日記を書くためにどこかに出かけるというネタを子供のころTV漫画(アニメじゃねぇな)で見たような気もしないでもないが、結局、自分の頭しかないわけでそれが行き過ぎるとロバートブロックのネタになってしまう……

思い出しつつあって思い出せない

もう1人の自分と、オレがいるってのは、なんだっけな?

囚人のことを歌った歌のような(ここにはオレとそれを見ているオレが、というような感じかな)? だったらジャックブレルとかかな。

違うなぁ、古典派じゃないほうのクラシックだな、と、レコードを探しに行って……中断……レコードじゃなくて死者の歌の総譜が出てきた。アポリネールのラサンテ監獄にてだ。

_ 一日が終わった。

頭上に明かりが1つ

闇に包まれながら燃えている

ひっそりと、静まり、監房には二人だけ

俺と俺の理性

_ つまるところ、監獄の中である、と。もちろんアポリネールは盗難事件に連坐して実際に入ったはずだが。

_ トラストDE

でパラパラとめくるとリルケが出てきて、そこからヘッセを経由して、頭脳警察とか聞いて思うのに、瓦礫の中に横たわるという言葉から受ける心象が、瓦礫となったヨーロッパにつっぷしてすすり泣く姿だったりして、第1次世界(と自称するヨーロッパ)大戦って、本当にショックだったんだろうという推測なんだが、それを2度もやってしまったドイツと、たかだか1回しかやんなかった日本、1度もやってないアメリカとかで、やっぱり全体的な傾向として文化的な影響ってのはあるんだろうか、ないんだろうか。あったからと言って、それがどうだろうかとか。

_ Oracleのイヤンなところ

 ((sql.jdbc.OracleConnection)c).setImplicitCachingEnabled(true);
とか、絶対に、J2SEだけじゃ済ませてくれないところ。しかも、PDFに記載されたメソッド名が実際と異なるとか。

_ 結局、死者の歌を聴いたりして

おお、デルヴィク、デルヴィク

何で報われる?

大事業と詩作は?

天才にとって喜びは何だ、どこだ

悪人ども、愚者どもの中で?

_ 言いすぎだよ。これでは専制を打倒しても新たな専制が来そうなヨカーンだし。しかし、このくらいまで高揚しなければならないほど敵は強く、事実詩人はシベリアで果てることになるわけだし。


2003-06-10

_ 今日のびっくり

ナニゲなく、えとせとらのリンクをクリックしたら見覚えのあるページが出てきてびっくりした。一瞬、ルータがぶち壊れたか壊されたかと思ったが、なんのことはなく、プロクシが噛んでたからでした。

つい、スニファリングして確認してしまった。

_ 専制を打倒しても新たな専制が

とぼけたことを。実際にそうだったのだ(デカブリストが、じゃないけど)。そのあまりの醜悪さから、ヴィットフォーゲルのアジア的専制という概念が生み出されたのだった。と記憶してたんだが、ちょっと怪しく思ってグーグルで調べると、なんか、いつの間にかマルクスが言ったことになってたりしてるぞ? それは何がなんでも変だろう。まあいいや。葬式済んでの医者話に変わりはないのだから。

#官僚組織をそのまま利用したからだという考え方もある。そのため、官僚機構を掌握した者が勝利したと。

#したがって、教訓は、官僚機構をそのままにしたリストラクチャリングはダメダメであると。

_ マーチンファウラーのUML本

家用にリファレンスが欲しかったので、リファクタリングの親父なら間違いないだろうってことで買ったのだが、これはいい本だ。実際に、いろいろな手法を考えたり試したりした人間が自分の知識や経験と、書かなければならない対象を、ぶつけ合って洗練させた上で書いている(少なくても、そう読める)。#別に弁証法がどうたらというわけではないが。

しかし、「Martin氏」って原文では「Mr.Martin」なんだろうか? 「ユースケースは興味深い現象です。」って、確かに興味深いが「現象」なのか?


2003-06-11

_ 初期化をどこでするか?

1.言語仕様で決まっているんだから、余分な記述はゴミ。
class Bao {
  int bab; // 0だよ。
  /* 別に書くものもないからコンストラクタは無しだ
  public Bao() {
  }
  */
 ...
}
2.宣言個所での初期化が明確である。
class Bao {
  int bab = 0;
  public Bao() {
    // またはコンストラクタを省略する
  }
 ...
}
3.そのためのコンストラクタだろ。
class Bao {
  int bab;
  public Bao() {
    bab = 0;
  }
 ...
}
 実際問題、どれでも良いんだが、1.が好みだ。3.は馬鹿げている。冗長だ。
 で、それはそれとして、次のようなファクトリパターンを実装したクラスがあるとする。
public class Garde {
  protected abstract class Gardon {
    ...
  }
  protected abstract Gardon getGardon();
  public dodo() {
    Gardon g = getGardon();
    g.touch(this);
  }
}
 で、いろいろあって、Gardonをキャッシュしたくなったとする。
public class Garde {
  public abstract class Gardon {
    ...
  }
  protected abstract Gardon getGardon();
  private Gardon cachedGardon;
  public dodo() {
    if (cachedGardon == null) {
      cachedGardon = getGardon();
    }
    cachedGardon.touch(this);
  }
}
 でも、元々の仕様ではdodoが呼ばれるたびにインスタンスを生成していたわけだから、Gardonの実装には例えば
Gardondon extends Garde.Gardon {
  private boolean booboo;
  public void touch(Garde g) {
    if (g.isPure()) {
      booboo = true;
    }
    go();
  }
  private go() {
    if (booboo) {
      ...
    } else {
      ...
    }
  }
}
なんていう一発勝負みたいな実装がありうる。この場合、最初にピュアなGardeのインスタンスでtouchが呼ばれ、次に不純なGardeのインスタンスでtouchが呼ばれると、当然、おかしくなる。つまり、キャッシュしたインスタンスの再利用時に、再初期化が必要となる。
 そこで、
public class Garde {
  public abstract class Gardon {
    public void renew() {
    }
    ...
  }
  protected abstract Gardon getGardon();
  private Gardon cachedGardon;
  public dodo() {
    if (cachedGardon == null) {
      cachedGardon = getGardon();
    } else {
      cachedGardon.renew();
    }
    cachedGardon.touch(this);
  }
}
とする。ここで、Gardon派生クラスが100個あって、すべてが再初期化が必要だとわかっているのなら、Gardon#renewはabstract宣言しておいて、コンパイルエラーを潰すことで確認していくのだが、100個あって、ほとんどすべてが再初期化が不要だとわかっているなら、既定の何もしないメソッドを定義するほうが良いだろう(少なくてもユニットテストプログラムがあればね)。が、実はどっちでも、この場合は本質的ではない。

_ で、この場合、最初の1〜3のどの記述方法が、このような状況でもっとも柔軟に変更に耐え得るかというのが問題だ。

 答えは3.でした。
class Bao {
  int bab;
  public Bao() {
    bab = 0;
  }
  public void renew() {
    bab = 0; // コンストラクタからコピペ
  }
 ...
 なお、
class Bao {
  int bab;
  public Bao() {
    renew();
  }
  public void renew() {
    bab = 0; // コンストラクタからコピペ
  }
 ...
は、ちょっとヤバメ。もっともfinalクラスなら構わないけど。  たとえば、派生された場合に
class Baox extends Bao {
  int babx;
  public Baox() {
    renew();
  }
  public void renew() {
    super.renew();
    babx = 0;  
  }
 ...
と記述されたとすると、コンストラクタでrenewが2回呼び出されることになる。この場合は、どうでも良いが、コピペではなく、1箇所にしたいような処理だと、2重に呼ばれるとまずいことが多いからだ。  その場合はフラグ管理しかないかな?
class Bao {
  boolean clean;
  int bab;
  public Bao() {
    clean = false;
    renew();
  }
  public void renew() {
    if (clean) {
      return;
    }
    bab = 0;
    clean = true;
  }
 ...
でも、これだと、そもそもの問題となったキャッシュされた場合の2度目の呼び出しが区別できないという罠。  かと言って
    if (clean) {
      clean = false;
      return;
    }
ってのは、後々禍根を残すだろう。  というわけで、コピペしとくか、renewに対応してcleanupという一時終了メソッドを追加するか、どっちかを選択ということになる。

_ メソッド名が悪いんだよ

 でも、
public class Garde {
  public abstract class Gardon {
    public void setup() {
    }
    ...
  }
  protected abstract Gardon getGardon();
  private Gardon cachedGardon;
  public dodo() {
    if (cachedGardon == null) {
      cachedGardon = getGardon();
    }
    cachedGardon.setup();
    cachedGardon.touch(this);
  }
}
なら、なんの問題もなく
class Bao {
  int bab;
  public Bao() {
  }
  public void setup() {
    bab = 0; // コンストラクタからカットペ
  }
 ...
で済むなぁ。

2003-06-12

_ もしもOracleを捨てるなら

MySQLは、どうもフロントページが気にくわない。しつこくGPLの(一般的にいやがられることが多い)特徴を強調し、商用ライセンスへのリンクをクリックさせようとして、しかも、クリックするとショッピングサイトになっているというのは、GPLを悪用しているような気がしてならない。まあ、製材所のシステムだから、1次配布対象者が2次配布することがそもそもあり得ないし、1次配布対象者がソースを請求することすら考えられないので、GPL全然OKなんだが。

それを考えると、見るからにPHPなサイトに対して、MySQL使ってるんだから、バイナリとソースをオレに寄越せメールを出しまくると、相当、引っかかるような気がしないでもないな。ちょうど、エロサイトの架空請求みたいな感じで。しかし、どのくらいのサイトが、きっちりと商用ライセンスを購入しているんだろうか。

_ Postgresのほうが、その意味から好感度が高い。それに、金を払うとしてもSRAが窓口としてあるというのは、楽そうだ。しかし、www.postgres.org、わけがわからな過ぎだ。

_ Firebirdって、Intrabaseか。BorlandはSQL*ServerのDesktop Editionに変えるらしいけど、それほど良い印象はないなぁ。もっとも悪い印象もないんだけど。

_ Hypersonicは名前はかっこ良いんだが、どうも今ひとつわからないし(まさか、常に、Insertするスクリプトが生成されるわけじゃないだろうし)、わかろうとしても資料が乏しすぎる。

_ Rubyで業務システム

REXMLがキラーアプリケーションだったとは。

_ どーしたOpenBlockS

とんでもなく、スローダウン。ログが全部、/dev/nullってのは、おかしくなったときには困るなぁ。

リセットした後に気づいたが、せめてifconfigあたりを見てみれば良かったかな。

_ ただばたらき

サービス残業の話かなと思ったら、essaさんのオープンソース解説だった。読みながら、どうも読んだことがある文体だと思ってURLをその時、確認したのだった。

2.はちょっと違うかなとも思う。認められたい理解されたいって欲求は、マズロー以来、折り込み済みのはずだから。


2003-06-13

_ なんだかなぁ

 大学生あたりになって、未知の数が2つある場合に、これをXとYという数に当てはめて2つの式として記述して求める技術を、アメリカでは教育に取り入れているそうだ。それに比べて、わが国の教育はなっちょらん、と言ってるようなもんなんだが。
 それは、自分が学校をその時休んでいたか、寝ていたってことのようだ、となぜ気付かないんだろう?
 文と文章ってのは、意図的に外さなければフラクタル図みたいなもので部分が全体と同一構造になるから、主語−修飾−述語 という文の形式をそのまま文章に持ち込み、
 世の中とはなんだろう?  :主部
 あーして、こーしてるよね :修飾
 つまり、バカなのよ。   :述部
というのが、一般的な日本語の文章構造。これをピラミッド型と呼ぶ。(重心が最下部)

 実例として私小説とか、感想文とか。

 それに対して
 世の中バカなのよ。       :述部
 だって、あーしてこーしてるよね。:修飾
 たまんねー。          :付け足し
というのを、逆ピラミッド型と呼び、論述なんかで利用する。

 実例として、社説とか科学解説文とか。

で、さらに、それを400字詰め2枚で書く場合の行数配分とか、使い分け。段落のまとめかたなど。

てなことは、全部、中学校の国語の時間に教わったぞ。
それとも、最近の国語の教科書には、文学しか掲載してないんだろうか? それはありえない。なぜならば、小学校の教科書ですら、両方のタイプを載せているから。

2003-06-14

_ とひょ

_ うひょ

_ おひょ


2003-06-15

_ ruby_init()の呼び出し

File: RScriptCore.cpp
#ifndef __IRubyEngine_INTERFACE_DEFINED__
	int stacktop;
	s_pStackTop = reinterpret_cast(&stacktop);
#endif
	LPSTR psz = AllocLibPath();
	static int dummyargc(0);
	static char** vec;
	NtInitialize(&dummyargc, &vec);
	ruby_init();
s_pStackTopの参照用メソッド(RScriptCore.h)
	inline LPBYTE GetStackTop() const { return s_pStackTop; }
を使っている個所(例:RubyObject.cpp)
HRESULT STDMETHODCALLTYPE CRubyObject::GetIDsOfNames( 
		/* [in] */ REFIID riid,
		/* [size_is][in] */ LPOLESTR __RPC_FAR *rgszNames,
		/* [in] */ UINT cNames,
		/* [in] */ LCID lcid,
		/* [size_is][out] */ DISPID __RPC_FAR *rgDispId)
{
#ifdef __IRubyWrapper_INTERFACE_DEFINED__
	IRubyWrapper* p = CRubyWrapper::GetWrapper();
#else
	int stacktop;
	if (reinterpret_cast(&stacktop) > CRScriptCore::GetCurrentEngine()->GetStackTop())
		_alloca(reinterpret_cast(&stacktop) - CRScriptCore::GetCurrentEngine()->GetStackTop());
#endif
*__IRubyWrapper_INTERFACE_DEFINED__が未定義のほうが一般的な組み込み環境。

_ これは何?

rb_init呼び出し時のスタックトップより浅い個所でGCが実行されることが無いように、Rubyに制御を渡す前にallocaでスタックポインタを調整している処理。

_ で、

*これはInit_stack()で行われるので、アプリケーションからインタプリタを呼び出す境界のところでは、これを呼んだほうがいい

とのことだ。が、ruby.hで公開されていない関数を呼ぶのは回避するけどね。

_ 見えるということと認識するということ

眼球の中の悪魔ならぬ緑の小人のために、半円型のマシンの中に顔を突っ込む。その場所は見えているのに、そこで今まさに起こっていることが見えていない。まさに病気だ。

_ システムとしてのオープンソース

多分、マクニーリの考えは正しい。

そして、サービスと叫ぶマイクロソフトも正しい。

ソフトウェアはインフラとシステムに分けて考えなければならない。

すでに、インフラではビジネスは成立しないというのは共通認識だ。(ただし、開発基盤というインフラは重要で、JavaとVisual Studio .NETをどっちも非常に大事にしている。なぜならば、開発インフラなくしてシステム構築も無いからだ)

システムといっても、ソフトウェアだけで構築できるシステムもあれば、エンタープライズシステムもあるし、企業間システムというのもある。

で、手近なところでは、ルータってのもシステムだよな、とOpenBlockSを眺めながら思うのであった。


2003-06-16

_ 小出しかつメモ(まとまってない)

で、この1年ほど、昼間は、ばかばかしいほどたくさんプログラムを書いている。思うところあって、仕様だけ設計なし(といっても、実際は仕様を切った、あるいは見た瞬間にほとんど設計は終わってしまうんだが−後述)ユニットテスト−リファクタリングをクソマジメにやると、どのくらい効果があるのか無いのか、比較的規模の大きいプロジェクトを専横できるのをいいことに実行したからだ。

このやりかたは、とんでもないや。すさまじく消耗する。とにかく、ほとんどずーっとプログラムを書き続けだ。たまに文書を書くとほっとするくらい。

大きなサイクルを半年として2度回して、小さなサイクルだと日に3回から、2ヶ月に1回までいろいろあり。いずれにしても、テスティングプログラムが必須だということは、よぉーく、わかった。無しではまったく無意味だ。って言うか、「必須」と最初に決めといて良かったよ。もちろん、CVS(じゃなくても良いが構成管理システム)も必須ですな。

確かに、60年間不変なシステムアーキテクチャでかつ30年間不変なソフトウェアであれば、設計書は必須だと思う。なぜならば、30年経過すれば、元のソースの記述言語を読解できるメンバが消えてしまっていたり、ソースファイルを紛失してしまうことだってありえるからだ。これは、2000年問題発生時のCOBOLプログラマ問題で、ある意味証明できているはずだ。2000年問題は、修正問題だったわけだが、別の切り口から考えても、メインフレーム(PL/IまたはCOBOLのソース)から、システムアーキテクチャは変えずに、オープン系(たとえばUnixでCとかJavaとか)へソフトウェアを移行するっていうような場合だって、当てはまる。移行が完了するまで、元のシステムを熟知したプログラマまで含めてビジネスユニットが保持しているってことは、あまり考えられない。すでに、代替わりしているわけだから、ソースが残っていても、糞の役にも立たない(というのは言い過ぎ)。

では何が役に立つかと言えば、仕様書だし、さらに細かなビジネスルールが満載されている(はず)の、設計書ということになる。

だから、そういうシステムが存在することろでは、フローチャートみたいな設計書(詳細仕様とか実装仕様とかと呼んでもいいんだけど)が必要になる。別の言い方をすれば、人間が読める形式のソース(メタプログラムまたはメタソース)が必要だということだ。

ところが、考え方を変えて、システムアーキテクチャは変えずに、ソフトウェアのライフサイクルを数年(せいぜい5〜8年)というスパンで更新することを前提とすれば、プログラムソースをそのまま設計書として利用できるはずだ。

このことは、(1)設計書あるいは実装仕様書といった文書の作成期間を0に抑制することによる開発サイクルの短縮 (2)可読性が高いソースの必要性の周知徹底 (3)パターン、イディオムの否応ない使用の強制(っていうか、このあたりがカタログ化されているから設計を新たにする必要はないと言っても良いのだが、それは個々のプログラムの構造とかに関してだけで、ビジネスルールについては別問題−こっちの解決手法はコミュニケーションということになる、というか、現時点では他の方法論はわからない) といった複合的な効果が期待できる。それを補強するためにCVSによるソースへの共通アクセスを可能とした上で、コミット時のユニットテストの強制(通らなければ、コミット禁止、インターフェイスを変更したりした場合、関連しそうなソースの修正の強制−というより許可。誰が修正しても文句言うな、ソースは全員のものだ−の徹底)といった手法を導入する必要が、逆に出てくる。

XPのプラクティスというものも、きれい事を抜けば、ようするに、そういうことだ。もちろん、細かな設計書がないんだから、作成するシステムの5W1Hをメンバーによーく伝えることは必須どころの騒ぎじゃない。現実世界じゃ山のように出てくる個々のプログラムの例外的な状況に対して、どうすべきかの方針がそこで明確になるからだ。

でも、問題点はあるな。実感として8人規模までだ。それを越える場合には、メタソースを作成して放り投げてソースに翻案させていかなければ、多分、追いつかない。メタソースの記述とソースの記述、どっちが量的規模が少ないかだが、ユニットテストやリファクタリング(すべき余地)がそもそも含まれないメタソースのほうが、生産性は高いと考えるべきだろう。

後は、副官次第ってことだが、1)勝手に情報をどっからか入手する技術 2)どうでも良い部分を自分で抱え込まない手抜き精神 3)できれば1)と2)によって利用できるものを利用してしまう能力 4)一々お伺いを立てなくても与えた情報から自分ですべきことを判断できる決断力 ってとこだ。

これは副官だけじゃなくて、実際の作業者(と言っても人手が足りないから助っ人を除く全員なんだが)についても求められることで、たとえば、XMLで記述された設定ファイルを参照しながら適当な処理をする、パフォーマンスは重視されないかわりに、比較的変更が多いと予想されるプログラムを作れ、と言ったらいつの間にかRuby+REXMLでスクリプト書いているような人間が居ると非常に助かる。ありがとう。

_ ユニットテスト

ユニットテストの良い点は、コンポーネントを利用するアプリケーションのテストプログラムが、コンポーネントにとっても最良のテストプログラムとなるという点で、ようするに、テストの機会が増えていく点にあるということもわかった。システム全部を通せば、静的な結合テストの相当範囲をカバーすることができるということだ。


2003-06-17

_ もしもビルゲイツが医者ならば

間違いなく、外科医にはならないだろう。完治したら、もう金が取れないというのはうまいビジネスモデルではない。

間違っても風邪の特効薬ってのは出てこないだろうね。

風邪の特効薬がノーベル賞ものだ、ってのを子供の頃、聞いたもんだ。その頃は子供だったから(そりゃそうだ)、発見するのが難しいんだろうな、と思ったもんだったが、ビジネスを知ると別の考え方もできるようになる。そのノーベル賞ってのは、きっと医者のビジネスモデルに革命を与えたことに対して与えられるんだろう。

やっぱり、バージョンアップしながら、無限に年貢を取るってのが最高だ。

その点、インフルエンザってのは便利だね。毎年、きちんと収入を得ることができるわけだから。実際に罹患しなくたって大丈夫。こんなのがハヤリそうでっせ、と言いながら適当なワクチンを見繕って予防接種でガッポガポ。

でも、本当に便利なのは、死ぬまで毎日、薬を投与していればOKってやつ。たとえば、高血脂症。これ最高。血圧降下剤ってのもいいね。それから緑内障だ。こっちは死に至る病でも無いし、副作用が少ない気の利いた薬が開発されたから、もう最高。しかも、きちんと検査すれば成人の13%が引っ掛かるってんだから笑いが止まらない。

100%完治するなんて保証はいらないよね? だって相手は生き物なんだから。これからはサービスだよ、サービス。シュリンクラップ医療なんて糞食らえだ。売り切りご免じゃ稼げないんだよ。そうそう、勝手に薬は入手できないよ、保証の限りじゃないし、トロイの木馬かも知れないなぁ。こわいこわい。ちゃんと正規リセラーから購入して、オンラインサインアップをよろしくお願いいたします。

本日のツッコミ(全2件) [ツッコミを入れる]

_ ただただし [わはは、うまい。すると「ホスピス」みたいなサービスは、オープンソースビジネスっぽいですな]

_ arton [たださんに「うまい」って言われると嬉しいなぁ。]


2003-06-18

_ 自由であるべきもの(多分)

旧ソ連の計画経済なんてものは、これっぽちも信用してない(そもそも官僚主導ってのは無理がある)んだが、にも拘らず、現実問題として国有化したほうが良い分野ってのがあるように思える。具体的には、医療、ソフトウェア、2次資源、教育についてだ。

ここでは、マズローの5段階の高次レベルに我々が既に達しているという前提が必要だ。3000年前の管子にならって衣食が足りて礼節に気を回せる状態と言っても良い。広いノウアスフィアを獲得することに満足を得ることができるから、企業という利潤追求組織だけが必ずしも必死の競争をしなくても済むという前提がなければ、ただのスーダラ(デモシカっていう日本語もあるな)技術官僚が生み出されるだけに終わるだろう。そうでなく、開墾すべき土地とそれを開墾したという事実によって競争が動機付けられるのであれば、市場における自由競争という場が不要ということだ。

視点を変えても良いかも知れない。集団対集団での競争でなければ成果を生み出せない規模の産業については、自由市場とその場におけるプレイヤーとして企業が必要かも知れないが、ソフトウェア、医療技術(というよりは医薬品の開発ということになるかも知れない)、教育というジャンルについてはおそらく圧倒的に個人の能力が重要なはずだ。もっとも効果的に適用するという作業のほうが遥かに多いために、実際には仕出屋が必要ではないかと予想できるし、あまりに大量の技術官僚を国家が抱えては、税金を誰が払うのかという根源的な問題まで出てきてしまう。

ちなみに、日本医師会の会員数が約15万人なので、中央公務員が約150万人、地方公務員が320万人と考えると、別段、公務員にしてしまってもそんなに影響は無いようにも思える(もっとも、ロールスロイスに乗るのを楽しみに医者になるような人間はお呼びではなくなるだろうが、そもそもノウアスフィアの開墾にモチベーションを持てない人間は、その職業を選択して欲しくはない)。

でもまあ、国有化したら、間違いなく腐敗しそうな気がするんだな、これが。

_ 2つの国家

思い出したこと。第2電々が誕生したとき、考えた。

だったら、国家も2つにしたらどうかなぁ、と。

民主日本(強力な累進課税を採用した超福祉国家。民主党とは関係ない。本当は社民国家だな)と、自由日本(強力な消費税のみを採用した福祉0国家。もちろん年金なんかなしですぜ)。

選択は20歳の時、1回だけ。どちらかへの所属を決定できる。そうじゃないと、自由日本で働くだけ働いて引退してから民主日本へ移動するなんてデタラメができちゃうからね。

で、国会議事堂も、省庁もちゃんとそれぞれの日本が持つわけ。民主日本なんか、政治に金をかけないからって国会を日比谷野音で開いたりするんだけど、自由日本は臨海副都心を買い取ってすさまじい官僚都市を建設するとか。

もちろん、地方自治体も同じ。ちゃんと2つある。当然、南北に分かれるとかそういうことではなく、ただただ並存しているのだ。電々と第2電々と同じで、国家(と地方自治体)が国民を得るために競争するということだ。

110番に電話しても、違う国家の人の面倒は見ない。すぐに電話が2種類になる。もちろん、民主日本の警察は犯罪予防とかきっちりやるんだけど、自由日本の警察は治安維持しかしないうえに数も少ない。そのかわり強力な軍隊を持つ。もちろん、憲法はお互い別物。

天皇の扱いにはちょっと混乱があった。しかし結局、民主日本は旧日本国の憲法を1字1句変えていないから、やはり象徴として扱うことになる。自由日本は本当はいらないんだけど、そうも言えないし、かといってそれ以上のことはできないから、憲法はほとんど書き直しているんだけどなぜか3条だけは旧日本国憲法のまま。どっちにしても象徴ですなぁ、ということで1系は守られることになる。

さすがに旧日本のインフラはそのまま利用することになるから、山手線なんか、面倒で、自由日本だと渋谷−新宿間は3200円(だって電車は庶民の乗り物だから標準的な国民はそんなものは利用しない)だけど民主日本人は130円で乗れる。でもすぐに民主日本側の鉄道労働者組合の賃上げストが起きて180円に値上げだ。もっともストの間も自由日本側の運用は行われているから全く足に対する影響はなかったりして。

高級レストランには、「犬と民主お断り」って張り紙が出ているが、金持ちでも民主日本国民は居て、そういう人たちは身なりも良いから普通に入れたりする。でも、「偽善者」とかいうひそひそ声が聞こえてきて居心地は悪いんだな。

悲惨なのはなんたって、破産した自由日本国民だ。もちろん生活保護なんて無いし、民主日本と違うから公団住宅なんて気の利いたものもないから、すぐに青テント暮らしとなる。でも、自由日本が管理している公園だと警官に強制排除されたり殴られたりするから、民主日本側の公園で泊まることになる。で、親切な保護司とかが来るんだけど身分証明書を見せると「所属する国家に面倒みてもらってください」と慇懃無礼に追い立てられることになる。でも民主日本は愚かなことに国民総背番号制とか導入してないし、建国時点で戸籍を一旦チャラにしたから(多分、出身地に由来する部落差別解消とかを考えたんだろう)、なんとなく潜り込むことができないわけではない。

_ 大失敗

買った、読んだ、考えた。特にゼロックスのあたり。

そう言や、大企業の絶滅なんてのも以前、買った、読んだ、考えた(でもどの企業か忘れた)ので、このテの本は嫌いじゃない。ってか、親父本。

どっちも共通点は、CEOの役割を非常に重視してる点。絶滅しちゃった企業を取り上げているだけに後者のほうが印象が強力だが、前者のほうがそれなりに先入見を持っている企業が取り上げられているので興味深いかも知れない。いずれにしろ、状況分析−戦略(戦術の場合も)実行−結果−マズー(PDCA−Plan Do Check Action)が書いてあるから、過去の教訓から何かを引き出して人を煙に巻くのには使えそうだ。


2003-06-19

_ ゼロックス

で、実に大失敗は気持ちが良い。すがすがしいというのは、こういう割り切り方だろう。InterLISPがどうだろうが、SmallTalkがどうだろうが、全然、関係無し。企業利益に貢献したか、しないか。素晴らしい。

トラウトから見れば、パロアルトの研究者なんていうのは、死にかけの動物にたかる虱みたいなもんなんだろう。そして、間違いなく、企業利益に貢献したかしないか、の観点からはその通りなんだろう。

しかし、研究者は研究し、営業マンは日本人にネクタイを売りイヌイットに水着を売る。そういうもんだ。だから、悪いのはCEOということになる。それは株主の信頼を裏切ったからというような倫理的な側面なのかなぁ、と思うと、別段、そういうこともなくて、単に自分の献策が受け入れられなかったからのように読めるのは、まあ、しょうがないのかも。

こういうスタイルの書物としては、論語とか、韓非子とか、これまでもあった。X国の王YはZに対してAとした。その結果BとなりCとなった。子(またはある人)曰く、これはDなのである。もってEとせよ。

春秋戦国の国家と諸子百家の関係。

_ 責務(メモ)

インターフェイスを責務とするのは、一体なんだろうと思っていたが、エンティティとそのロールの関係を、インターフェイスを持ち多重継承を持たない言語(JavaとかC#とか)で実装に落とし込むと、そうなる可能性があるということなのだ、と気付いた。

だが、それはずいぶん、安直な実装への落とし込みだな。

実際には、コンポジションとして実装したほうが良い場合もある。

DOAだとなんでもぶち込んだでっかなマスターと、それに対するビューという関係になりやすいから、ロール=ビューとなるかも知れない。整合性は取りやすいかも知れない。この場合、オブジェクトとして全部持った固まりを作る必要はないから、個々のビュー毎にオブジェクト化すればよいように思える。

また、RDBが使えるのならば、最大公約数のマスターとなるテーブルと、そこからリレーションを張った別のテーブルとして、個々のテーブルをオブジェクトにマッピングすることも可能だ。

いずれにしろ必ずしもロール=インターフェイスとする必要は無い。

たとえば、良くある例:従業員というマスターに対して、経理システムに対する申請者ロール、申請者ロールから特化した出張申請者ロール、旅券手配申請者ロール、旅費精算申請者ロール。各申請手続き毎にキューイングし、処理中の申請者を保持するテーブルを持つ場合。それぞれのロール毎に異なるプロセスが必要な場合。

それぞれについてのデータベースと、実行時のオブジェクトのマッピング。

_ マスを書いてみる

と書いてから、あまりの下品な響きに愕然としてしまった。が、単にトラウトの顰に倣ってみようという意味で、なんとなくトラウトを翻訳してしまっただけなのであった。

Java − 勝ちだな。Appletがカスだろうがなんだろうが、インターネット時代の、1度書いたらどんなとこでも動く魔法のプログラム言語というイメージが、技術なんか少しも知らない企業活動の意思決定者のレベルにまで浸透しているからだ。

.NET − というわけで、ダメだろう。特に、エンタープライズに入り込むのは、奇跡でも起きない限り無理と考えたほうが良い。何よりも、マイクロソフトはWindowsのイメージであり、それはパーソナルコンピュータであって、これっぽっちもミッションクリティカルでは無い。

・Javaと.NETという比較は変なので、まあ、J2EEと.NET Frameworkとでも読み替えるとして、

要するに、技術的にどちらがより優れている(とは何についてだろうか? 開発しやすさ、適用の柔軟性、まあ、なんでも良いが、とにかく技術的な優劣という言葉が意味するもの)は、これっぽっちも、関係ない。仮に、CTOが、正確に判断を下したとしても、役員会で、ひっくり返る。ここで、必要なのは、マイクロソフトや、Windows、Visualといったタームを外して、調べれば親会社がシアトルにあるとわかるだけの、別の企業を利用すること。すでにマイクロソフトがブランドなので、MS-Missionとかとしてもダメダメ。今ならPeopleSoftを買収してやらせる、とか。

Sunはどうだろうか? RISC(=高速、近代的なCPU)のイメージは残っていると考えてよい(技術的な現実は関係ないことに注意。ちなみに、トラウトはRISCが1番優れているというキャンペーンによってまだ洗脳されたままのようだ。P.12参照。これがイメージというものだ)。PA-RISCやMIPSという固有名詞を覚えている人間はいないだろうし、Itanium-IIについて言えば、MSと同じでインテルはデスクトップにインサイドのイメージだからだ。また、ワークステーション屋というイメージは逆になくて、おそらくサーバーというなんだか良くわからないが、センターと呼ばれる場所に置いてあるでっかなコンピュータのイメージはあるみたいだ。SunOSを捨ててSolarisと名前だけじゃなくBSD->SYSVシフトまでした時に、ワークステーション屋ではなくサーバー屋に変わることに成功しているからだ。しかも、賢いことに、苦境の時期にCobaltに力を入れたり、インテルSolarisに力を入れたり、Linuxに力を入れたり、一切していない。していないということは、SPARC、Solarisのブランドイメージを保持しているということだ。実際には大した規模は無いから、IBMみたいにサービスへシフトするということは現実的にできないだろうから、H/Wに執着することが、逆に正解なんだろう。そもそも、Javaという魔法のソフトウェアのブランドは、Sunとは一切、関係が無い。すなわち、Windowsでも動くJavaと、Solaris=SPARCのブランドは、完全に切り離されている。それが逆に、サーバー屋としてのイメージをふらつかせないものになっている。

結局、ビルゲイツは世界一の金持ちであっても根は技術者で、マクニーリは根っからの経営者ということですな。

_ そう言えば

マクニーリの演説で、「RISCとCISC、それぞれ生き残るのは1社だ。まずRISC。PA-RISCなんて知っている人間は誰も居ない。Alpha? 誰も64ビットには興味がない。MIPS? プリンタ用のCPUをサーバーに使いたい人間がいるはずがない。つまり、世の中には2つのCPUしかない。サーバー用にRISCのSPARCと、パソコン用にCISCのインテルだ」というようなのがあった。Alphaを叩くために考えた演説だろうから、相当、前の話だ。が、非常に強力な心象が形成されたらしく、今でも、だいたい覚えている(というわけで、正確な引用ではない)。しかも、インテルを認めながら、あくまでもパソコンというマーケットだけの存在として矮小化して見せている。これがブランディングってやつなんだろう。


2003-06-20

_ ソニー坊や

イメージ、イメージ、イメージが大切だ。

で、思い出したが、3年だか4年だか前のこと、とある会議室で10数人のコンピュータ屋が、それぞれが所属する企業や、あるいは個人的な好みや、その他、私が推し量ることもできない理由から決定されたノートパソコンを自分の前に広げて、会議をしていたときのことだ。

私は、1台の奇妙なノートパソコンに気が付いた。そのノートパソコンの持ち主は巨大な会議テーブルを挟んでちょうど私の目の前の位置に陣取っていたのだが、そのノートパソコンだけが、なぜだか全然違う。

VAIO−−確かに、そう読める。目の前の男は、いつでもキーボードを叩けるように、ノートパソコンを開いた状態にしている−−つまり、液晶をはめ込んだノートパソコンの上蓋は、衝立のように私の前に立ちはだかっているのだが、そこにVAIOという文字が特徴的なデザインで私に読めるように書かれているのだ。

それが違和感の正体だった。上蓋に文字が書かれている他のノートパソコンは、すべて文字が引っくり返っているのに、VAIOだけが対面に位置する私に対して、正しく読めるからだ。

おそるべしSONY。

他のメーカーが、蓋を閉じた状態の持ち主(既にお金を払ってしまった人)に、正しく自分の名前を語りかけるのに対し、SONYだけが、持ち主ではない人間に、自分の名前を語りかけてくるのだ。

そして気付くと、ますますSONYが嫌いになる自分がそこにいた。

で、こないだ、富士通のノートパソコン見たらFMV LOOXの文字が、VAIOノートと同じ向きになってやんの。ちなみにおいらが持ってる死ぬ程遅い初代LOOXは、蓋を閉じた状態で持ち主向きになっているから、途中でSONY方式に変えたんだろう。

少なくても、金を払って手にしたノートパソコンで、ヤツらの宣伝塔を引き受けてやる気はない。したがって、次に買うときは、ツルツルのNECか、斜めだけど一応所有者向きのIBMあたりだな。

ちなみにマーケティング的には、こういった言いがかりを付けてくる客は少数派だから無視すべきである。

#まさか、蓋を開けた時の文字の向きで特許取ってたりはしてないだろうな。

_ Visual Studio .NET 2003

うーむ、「ソースコードで公表もしくは頒布されること」っていうのは、「請求されたらソースコードを開示する必要がある」というのとは微妙に異なるなぁ。とは言え、意図は明白。

というのとは別に、インストール手順にわざわざ四角で囲って「IISインストール時のご注意」というのが記述されているのは良いことだ。でも、MSDEについては何も記述がないようだが。

_ 確かに聴きたい

鈴木貴彦ピアノリサイタル、青山か。それにしては聞いたことないなぁ、と思ったら京都なんですか……脈絡なく、ルナパルクからイブモンタンとかエヴリアリからサイダーとかが泡立つような感じとか。

本日のツッコミ(全3件) [ツッコミを入れる]

_ ただただし [そうそう。あれはむかつきます >VAIO]

_ あおき [最初はAppleじゃありませんでしたっけ。PowerBook。]

_ arton [そっかー、Appleなのかぁ。]


2003-06-21

_ さらにイメージ

イマージュとなると、ジャンドベルグ。マンディアルグに語呂が似てるが関係ないようだ。

で、それはどうでも良くて、最初に「イメージ」と偉そうに語ったヤツで印象的なのがゲイリーニューマンだ。ウルトラヴォックスというよりもジョンフォックスについて、素晴らしいがイメージの作り方で失敗している、おいらはそのへん抜かりが無いぜ、みたいなことを語っていたのが印象的だ。まあ、本人はタコ坊みたいな顔なんだが、2枚めのアンドロイドスタイルは様になっていたし、いずれにしろ、カーズやエンジニアや、流れよ我が涙はニューポリスソングとかは、今でも聴く。でもラクリメで1番良く聴くのはダウランドコンソートの天使の雑音集だったり。

現実には、ジョンフォックスのウルトラヴォックスは素晴らしい。アーティフィシャルライフ(ハハハ)や、アイウォンナトゥービーアマシーン(ウルトラヴォックス)、スローモーション(システムズオヴロマンス)。しかし、確かにイメージは……悪いなぁ。アイウォンナトゥービーアマシーンが収録されているファーストアルバムのすさまじいまでのカッコ悪さ。ハハハの?が付かざるを得ない焦点がぼけたジャケット。まさか、ここからロックロックが始まってアーティフィシャルライフへ到達するなんてどうすれば想像できるんだろう。というか、そもそもハハハというタイトルがダメダメだろう。ところが、一度、All the boys wearing ...と詠唱が始まると、僕には例えば多摩ニュータウンの(特に京王多摩センターのあたり−−深夜2時くらい。直線的なしかし起伏に富んだ道路と立体交差の白いセメントの塊、丘陵地帯に並んだ墓標の数々。街灯のせいで色相が平坦化されすべてが静止して見える。あるいは、稲毛海岸から幕張へ向かう道路とか、飛んでも無い数の人間を突っ込んでいながら、まったく動きがない、どうしようもないまでの白々しさ、−−そういった、まさに、僕達が目にする退屈な郊外と、そこでの夜の疾走感が甦ってくるのだ。ニューロマンサーの浦安として再発見することになる

システムズオヴロマンスは、やっとタイトル、ジャケット、音世界が一致した傑作となった。でも、裏ジャケット見ると、やっぱりカッコ悪いんだよね。もう、遅すぎたのだ。かくして、長くは留まってはいられないと歌いながら消えてしまった。消えてしまった後に、コマーシャルにウルトラヴォックスは再生されて、フロントマンが変わるということは、こういうことなんですね、と妙にスタイリッシュになり、成功した。しかし、ジョンフォックスの奇妙なネジクレ感は失ってしまってた。その頃、確かドラマーか誰かがインタビューで、もちろん成功は嬉しい。ミッジのおかげだ。でも、ジョンがシーイズアリクィッドで見せた半音ずれていくあのゾクゾクする感じも僕は好きだった、とか語っていたのが印象的だ。

そのシーイズアリクィッドを収録したメタルビートで、ジョンフォックスは復活した。プラザ。でも、僕にとってはその妙に静的な印象から、広場というよりは、去年マリエンバードの庭園とその中に佇む連中、あるいは、−思い出せない−が想起された。考えることは誰でも同じだ。新生ウルトラヴォックスのプロモーションビデオが、去年マリエンバードを取り入れた。

ソロの第2作がガーデン。これも傑作だ。雨の後のヨーロッパ。システムズオヴロマンス。

−インタラプト−

その頃、ホンダのCFに使用された曲はことごとくヒットした。サントリーが使用したやつも。記憶に残ってるのでは、シティがマッドネスを使って、ツートーンって言うか、スカ(テンポはロックステディ)が流行ったし、?でピッグバッグを取り上げて、フリーキーなのも流行った。でも、今になって思うと、スペシャルズではなくてマッドネス、リップリッグパニック(あるいはポップグループそのもの)ではなくてピッグバッグ、常に、2流を選択していたのはマーケッティング的に慧眼? サントリーだと、それこそ新生ウルトラヴォックスのニューヨーロピアンズとか。

でも、全然、流行らなかったのもあった。サントリーだとシンプルマインズのグリッタリングサンズ(だっけかな?)、ホンダだとジョンフォックスのユーロッパアフターザレイン。ヨーロッパ、ヨーロッパ、結局ジルには行かなかったな

−復帰−

そして第3作。あー、本人のアップがジャケットだよ……。曲は素晴らしい。来日もした。僕も厚生年金会館に行ったさ、それは。で、終わった。笑いながら手を振って、ここには長く留まれないをステージの上を走りながら歌っていた。健康的なアンチャンだった。

ゲイリーニューマンは、どうなっていただろう。4作目で陰りが見えてきたのは間違いない。そして5作目、僕はアンドロイドじゃないと言い出して、6作目で、オレは戦士だ、7作目で、オレはデテクティブ(本当にその順か忘れた)。どんどん神通力を失っていった。多分、飽きてしまったんだろう、それまでのスタイルに。そして、コロコロイメージを変えようとして、ことごとく失敗した。1度付いたイメージを払拭することはできないということを示す1つの例となったのだ。デビッドボウイは?

結局、後から来たニューロマンティックの連中、その中でも1番キャッチーだったデュランデュランが全ての実りを刈り取って行ってしまった。どこへ? アメリカへ。スパンドゥバレエもNHKホールで見たがカッコ悪かったしなぁ、でも曲は好きだ

それから、数年して、青い髪、白い服で復活したのには驚いた。ピーターバラカンが、僕はこいつの曲は少しも好きじゃないが、でも面白い、とかコメントしてた。確かに、このスタイルなら完璧だ。でも、復活も何も、地道に今でも活動していたのにはもっと驚くが、それは最近のことになってしまう。

でも、本当に好きなのは、ジョイディビジョンだ。分割された歓びではなく、歓び部門。北朝鮮の実際にあるのかどうだかわからないが、いかにもありそうな組織の日本名として歓び組(それとも、正式機関で、北朝鮮での正式呼称なのか?)と同じで、元はアウシュビッツにあったらしい。だがきちんと日本語にすれば、慰安所ということになる。

で? なんで48時間ピープルを見に行かなかったんだい?

_ 見えるものと聞こえるもの

出力速度(逆に言うと、人間側の入力速度)の問題があるから、音声出力装置が表示装置に取って変わることは無いだろう。変わることはないにしても読み上げ装置が一般的なものになったとしたら、音声そのものは、フォントのように扱われることになるのかな? 現在はどうなっているのだろうか。機械的に合成して作られているとしても、どのような波形を元にするか、というような基礎的なデータというのはあるだろうし。

#とは言え、興味がないので、そんなことを一瞬、考えただけ。

_ 左手のエチュード

高橋さんのところで、狩野さんのきゅうりを知る。すぐに母音の位置を探して見るのは、遥か昔、PCワールドで見かけた記事または投稿を思い出したからだ。

それでは、読み上げますので打ってください。「ただでさえ、われわれ、早稲田が、誰でさえ……」忘れてしまった元唄は、もっと長い。

_ これだよ

 狩野さんが書かれている事が、本質だと思う。
今回の私たちの行為は、遵法精神に基づいて行われた部分よりも、独創性のある創作行為に敬意を払い・その創作者を尊重する意識に基づいて行われた部分のほうが大きいので、現行法の下で東風フォントが32ドットビットマップの二次著作物として扱われるか否かとは無関係です。
 敬意を払うことを知らない人間が、他人に敬意を払うことを求めることはできない。敬意を払われる人間は、敬意を払うことを知っている。
 これは、個人だからできることなのか? 多分、そうだろう。
 歴史を見ると、思想は多くの場合、運用を伴うことができずに終わってしまう。運用には効率が必要なので個人がどう考えるかとは関係なく機械化されてしまう。その状態を官僚化と呼ぶことができる。
 だから、本来は、疎外をなくし、「信頼と信頼を、尊敬を尊敬で交換する」(誰の言葉だ?)世界を構築することが目標なのに、そうは進まない。むしろ、悪い方向へ進むことになる。悪い方向へ進めないようにするには、法による監視装置の設置が必要となる。手近なところに引き寄せるとGPLというのは、そういう装置だ。
#これだけじゃ、何についてかが、まったくわからんが、あくまでもメモ。引用をしているがフォントの開発やオープンソースについての話じゃ、多分、無いでしょう。多分、無いんだけど、まったく無いわけでも無いのは、運用というのは必ず出てくる問題だから、まったく関係ないわけでは無い。でも、関係ない。
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Before...

_ arton [>厚生年金 やあ、ご同輩。僕もライブ2枚組み(1枚はゴールデンセクションツアーなのでまさにあの時)は買いました。いつ..]

_ ガリノイズ [読みました。 今年は新作まだ出ないんですよね。 ワイヤーかエレクトログライドあたりで来日してもらいたいものです。]

_ arton [あ、びっくり。さすがに、1年たっちゃったしな。 ワイヤーってそういう店があるのかな?]


2003-06-22 夏至

_ 魂を救え

高橋さんのところで見かけてからずーっと読みたかったムーンライティングを読む。持ってる人間を知ってたから借りれば良いやと考えてたまま、今日(って言うか、実際には昨日)まできたのだった。で、ムーンライティングの1は見つからなかったので、代わりにXDayというのもやって来た。

そりゃ、中学生の時にはみだしっ子のシリーズとかリアルタイムに読めば、まったく影響を受けないなんてことはありえない。確かエッダ(だと思った、確かグレアムの従姉妹だったような)が出てくるあたりで買わなくなったので最後まで見届けていないから、作家としてどこまで進んだのか知りたいってのもあったが、それより、年を取ったプログラマというのを見てみたかったってのもあるのかも。でも、その人は、主人公じゃなかったんですな。

あぁ、で、思い出したが、タバコを吸い始めるきっかけにはなったんだな。後、多分、夢野久作。

それはどうでも良くて、XDayを読んで、気が滅入ってしまっていろいろイやなことを思い出したり。

強い疎外感を覚えながら、世界が平和だと良いなと感じて(多分、その疎外感の代償なのだろう)、やらなくても良いことをやる主人公が出てくる作品というのを、受け手はどう扱えば良いんだろう? −−感情移入すべきなんだろうか?

唐突に、ガロの山田花子追悼号(だと思った)で、大槻ケンジが書いていた文章を思い出す。そのテに喰らいついてくる相手が一定数いるはずだから、そのへんを計算した上で作品として作るんだけど、多分、山田花子は計算しないで地だけでやってたんじゃないか、というような感じのやつ。

とは言っても、喰らい付くヤツがいるはずと、そもそも考えてしまうところで、大なり小なりそのケがあるわけで、要するに、そういうケのある人間がいるということなんだから、当然、感情移入してやるべきなのだ。

で、感情移入すれば、とんでもなく嫌な気分になる。久々に、本当に久々に離人感覚に襲われた。なんか、こいつら、何してんだろう、みたいな感じのやつ。ムーンライティングでは「探し始める」だし、dislocationとかslipping awayとか。

そこで、デプレシャンの魂を救えを思い出した。なぜ、親が死んで東から西へ教養あふれる外交官の息子が無為に帰る車中で、見知らぬ老人の首を拾い、その首の秘密を調べるために辛酸ナメ子して最後に破滅するなんて、気が滅入るか、途中で席を立つかするしかない映画を暗闇の中で最後まで付き合ってしまうのか。印象に残る明るい陽射しが溢れるシーンが、親の葬式だか墓参りだけで、後は全部、暗闇の中で展開される映画なのに。

_ VAIOを使うワタシ

本当にイヤなのは、SONYではなく、SONYのVAIOを使うワタシ達なのだ。ワタシ達は、無意識に誰かが使用しているノートパソコンを見、そして想像する。VAIOを使うワタシを。

SONYのデザイナーは、それを助けるためにちょっとした(しかし、間違いなく画期的な、まさにコペルニクス的転回−天と地を引っくり返す)工夫をしたに過ぎない。

これはまた、安上がりな方法でもある。トラックボールも不要だし、最速最新のCPUやそのための空冷機構も、不要である。まあ、カメラは必要な場合もあるだろうが。ただ重要なのは、誰にでも、ワタシが使うノートパソコンそれはVAIOだということがわかるような工夫だ。粗悪品で良いという意味ではない。粗悪品ではだめなのだ。しかし最高である必要はまるで無い。

カタログで仕様を検討するのではなく、誰かが使っているのを見て、購入するワタシ達、みんなが持っているのはそれが正しいから、正しいワタシが持つべきなのはみんなが持っているもの。その時、何を持っているか、一目でわからなければ、困るじゃないか。

しかし、世の中が意外なことに意外性に満ちていて面白いのも、このようなワタシ達がいるからだ。技術だけだと優勝劣敗になってしまう。ワタシ達のおかげで、広がりがもたらされる。だから、ワタシがSONYを選ぶのは大いに結構。

でも、オレは、絶対にSONYのVAIOは買わない。イヤなこった。←というオレもいなければ、世の中に広がりをもたらすことはできない。

_ 田壮壮

大メロドラマ。レールを使った移動撮影がずーっと続き、誰も心がここにないかのようだ。老黄と呼ばれる下僕が出てきて若旦那と話しはじめるとやっと移動が止まる。老黄が家の中心のようだ。事実、先代から仕えてきているので、家のことを1番良く知っている。

船を漕ぐシーン。先頭に女神の代わりに妹が立ち美しき青きドナウを歌う。次が若旦那、その妻、漕ぐのは街帰りの医者だ。X字状に櫓を組み合わせて漕いでいる。大きめの船の櫓とはああいうものなんだろうか。

手巾という短編を思い出す。昼は刺繍。

押し留め、伝える相手を入れ替える、ささやかな陰謀。

家の釣り合いが生きている時代。仲人、君のお母さんが、町の子供達と、うちの両親も君を気に入って、といった言葉から伺える力関係。

_ キャンドルナイト

うかつにも、8時を回ってから気付く。でも、まあ、明かりが消えた東京タワーでも見に行くとするか……って、街じゅう、相も変わらず煌煌としてんですが。外苑西通りからハリウッド化粧品のトンネル抜けると、六本木ヒルズは賑わいに賑わっているし(って言うか、完成してから初めて通ったよ)。でも、確かにいつもビルとビルの切れ目には必ず顔をのぞかせる東京タワーは見かけないね。で、飯倉の下の交差点まで来て全貌を見る。大展望台の部分だけちょっと点いてるだけ。そういや、こうだった時期もあったな、と思い出すが、あれはいつ頃だ? オイルショックの頃かな?

取りあえず、もし来年があれば、こんだは、ブルックスの裏の公園からでも(もしビルが建たなければ)見てみようと、妻と話して戻る。それだけ。

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_ たかはし [あー、それはたぶん、いくばくかは感情移入しつつも、 「あれじゃないのかね? ……よくあろうだろう? ”不憫な子だ”と..]

_ arton [あっ、どうもです。付き合わなければならない自分の1つを思い出したという収穫もあったことだし、これからまた夜が長くなる..]


2003-06-23

_ ウィンナシュニッツラー

? なんでこんな言葉が出てくるんだ? もちろん、ロンドのことをロンドとか輪舞とかじゃない表現で書きたかったんだが、こんな言葉はどこにも無いぞ(by google)。でも、まあいいや。

_ 結局、思い出せないや

 相手を取り替えながら踊る、という特徴を持つロンドじゃなきゃだめで、次々と相手が替わるのに合わせて、主役が変化していく。
 確か、マックスオフュルス、っていうかシュニッツラーが原作のはず(でも、それは単なる輪舞)。
 なんだっけなぁ……
 要は、1人の人間の狭い視点から記述しているから、どうしても通奏低音というほど間断なくは鳴らないものの、必ず、顔を出してくるテーマがあるし、本人は違うことをやってるつもりでも、いつの間にか同じことが繰り返されているってこと。
 くるっと回って、また同じ顔。
 そう言えば、ビルの窓の高低はあっても、いつも同じ顔が見えるとスクリアビンの曲を評したのは高橋悠治だった。

2003-06-24

_ 自分の立ち位置

同じ作品を見ても、立ち位置が違えば、受ける印象も違う。

例えば、バートランカスターのムーンバット先生。

_ アパッチポータル

こわいので、2ch風に、ttp://www.yahooco.jp

ちゃんとマニュアルも読める。


2003-06-25

_ STRIDE

 説明を求められて(というか、わけわかなことを言ってから、これでいいんだよね? と聞かれて)、そりゃ素人ですな、と答えたものの、あらためて考えると自分の中でもきちんとまとまっているわけではない。
 そこでこの本からSTRIDEモデルを示して、まあ、それはそれで終わり。
 あらためて検索すると「Microsoft では、セキュリティの脅威を次のように分類」という記述があるので、これはMS固有の分類のようだ。
 プログラマ、アーキテクトといった連中をたくさん抱えているだけに、わかりやすく定義をし広報するのはうまいと思う。おそらく自社の教育用資料が比較的そのままMSDN化されるという側面もあるだろうし、そういった側面でのMSの貢献は無視しようがない。
 LinuxWorldの記事のキャッシュ
退屈で予測可能なコンピュータ
という表現はおもしろい。しかし、心構えを伝えるだけでそれほど役には立たなくも思える。逆に、全然わかってない人間に心象を形成させるという意味では、うまい記事かも知れない。
 シナリオ、モデル、ユースケースといった言葉には微妙なブレがある。

_ 本はどこへ行くのかな?

著作で幾ばくかの収入を得てしまったので、それが(収入面からは)本業では無いにしろ、出版文化の行く末とは無関係とは言えなくなってしまった。

それは、「文化」なのだから、たとえば、炭鉱のようにより良い代替の出現により消え去ったり蓋をしてしまうべきものでは、無いかも知れない。そのようなものは「産業」だ。しかし、そこで金銭が動き、というか市場が形成されているわけだから、「産業」としては滅ぶものかも知れない。

しかし、「文化」なのだから、古式泳法なんかと同じで、1部の好事家によって細々と残るもの、かも知れない。

多分、古書店問題というのは、大した影響ではないだろう。そこで動く金の大きさは、本来、なかったものだと考えたほうが正しいんじゃないかと思う。すべてを自分に引き寄せて考えると、大きなものを見失うとは思うけど、BOOK OFFで買った本は、すべて、新刊書店では買わない本だし。まあ、あれだ、CDの売上が落ちたのはなぜでしょう、と同じことだ。

それより問題は、本の物理的なサイズじゃないだろうか。うちのように、1haの書庫がある豪邸でも、すでに物理的に本が収納しきれなくなって、いつアルカンのようになるかわからない状態だし。って言うか、そういう家に住みたいものだが。

もちろん、MSDNマガジンが消えたのは、企業の定期購読が減ったからで、それは企業が削れる経費をすべて削る方向へ動いたからで……というようなことはあるだろうし、非常に大きな側面だとは思うが、景気が悪いのはどこでも同じで、今までよりもボールペンの消費量が下がったとかバインダーの消費量が下がったというようなことと同じようなレベルじゃなかろうか。全然、関係ないけど。

#いや、解決策(とりあえず、出版社にお金がドバドバ短期的には入る方法)は、知ってるんだけど。やっぱ、ポルノ解禁でしょ? 本当かなぁ?


2003-06-26

_ 消えた1000字が読みたい

と思う時。

_ 竹の国からこんにちは

やあ、本って言ったらやっぱり竹簡だよね。でも、IMEが変換してくれないくらいには、過去の遺物なんだけど。

というわけで、本というものは無くならなくても、紙という媒体はなくなるかも。放っといても100年たてば塵となる酸性紙問題ってのもあることだし。

要は、あのサイズ、重さ、可視性が保たれれば良いのだから、100グラムのA4またはB5サイズのPADコンピュータ(解像度2000×1600くらいか)で、無線LANでファイルサーバからテキスト取ってきてくれれば、とりあえずOKだ。

骨が溶ける難病だというのはデタラメだが、それでも基本的には寝っころがってないと疲れるから、どうしても本が手放せないというだけで、寝っころがって読めれば、それでも構わないな。できるかなぁ? そのうちできそうだなぁ。できて欲しいな。

_ 樅の木は残った

1950年代末期、ハリウッドにパニックが訪れる。テレビがやって来たんだ。

生き残る道を探せ、とばかりに、ザナックみたいな大物が参謀を集めて知恵を搾り出す。映画にあってテレビに無いものなーんだ? −−スクリーンのでかさだ、と声が大きい誰かが叫ぶ。「それだ!」

かくして、ハリウッドは悪夢の10年間を迎えた。

あのすばらしいニコラス・レイはアル中になって消えてった。北京の秋で疲れきったからだ。友達のジョゼフロージーはそもそもレッドパージで亡命してたし(って言うか、赤狩りで半死になってたからっていうのもあるかも)。キューブリックはスパルタカスとかをソツなく撮ったけど、だから、どうだというわけでも無い。ベンハー?

どちらかというと答えはヨーロッパにあったんじゃないかな。おふらんすじゃ、タコ殴りを先頭に、息もつかさずに(商業的な成功はここまでか)、獅子座の王手飛車取り。イタリアでは太陽、太陽、たくさんの太陽。雨だ雨だ、カメラを回せは、この場合、関係ないかな。でも、殺しは好きだとパゾリーニは言った、革命前夜。書物のような映画はいらない、映画のような映画が見たいんだ。

というのとは、違うんだな。

というわけで、そろそろ1.8対応をはじめるか。でも、VC6だけど。

_ それはFUDじゃないんじゃないかな

もともと、先見的に0点だとみなしている相手に、100点です、と持ってけば、嘘こけ、となるに決まってるから、いやぁ、0点と見ているとは、これはなかなか手厳しい。でも、さすが、ご慧眼。まだまだ100点とは言えませんからねぇ、へっへっへ。とりあえず、30点ってとこですかね。でも使えないってこた、ないんですよ。

というタイコ持ち的な手法なんでしょ。それに対して、100点なのに30点とはふざけやがって、というのは違うんじゃないかな。誰に対して、誰が話しているか、を読まないと。

#世界は果てしなく広いから、なんとなく自分が世界の中心にいるような気になるが(そして、そう考えたほうが実は良いのだが、きっと)、歴史が始まる前、人はけだものだった。

_ これは本物のFUD

一方、こっちは本物。まず、問題となっているのはLinuxなのに、なぜかApacheの名を出したり、オープンソース全般の話に汎化してしまっている。しかも、ガートナー(この場合、客観的な第3者の象徴)が「基幹業務」への使用を控えろとアドバイスをし始めたと書いている。裏づけは? なぜ、ガートナー好きのZDNeTに、その記事は無いの?

なんとなく、主眼は、「無保証」の放棄にあるようにも読めるが。それにFSFが「所有」を認めるべきではないと言っているとは初耳だ。LEFTすると言っているのだと思うが。って言うか、端的にいえば、共有しよう、ってことだろ? 共有と所有の差ってそんなに重要か?

って言うか、すべてがSAPになった日を想像してみよう。どちらにしても、カスタマイズしなきゃ使えない。しかも、そのカスタマイズは、その企業の内部でしか意味を持たない。すなわち、そのカスタマイズ結果については、共有する意味がないから、その企業の所有でまったく問題ない。いっぽう、元ネタのSAPはどの企業でも使えるから、現時点では(というかSAPがSAPである限り)SAPに大金を払って、ソフトウェアをシェアさせてもらうというわけだ。

もしSAPがSAPでなく、GPLなら、どうだろうか? カスタマイズした結果を再配布することがそもそもありえない。それは誰に取っても無駄だ。しかし、問題があって、元ネタを修正したらそれはフィードバックすべきだろうが、もちろん、修正するような企業がそもそも少なくて、大抵はAS ISで使い問題があれば回避する。このタイプのソフトウェアがオープンソースであった場合の問題点は? 別段無いように見える。JBossじゃないが、作りっぱにしといて(わかるやつは勝手に使って、フィードバックするだろうし)、カスタマイズで食うことができる。億の金が動く世界だからね。それに出版社なんかの周辺産業も恩恵に預かれる。

問題は、開発のための初期投資がいつ回収できるか、とかのビジネスモデルになってくるだけのような。

っていうか、原文を見たら、lawyer FUD!とか書かれてるな。

_ 補足

考えたら、ガートナーのレポートには非公開のものがあるから、この弁護士が自分が顧問をしている企業から見たというセンもあるから、必ずしもガートナーがそういうレポートを出してないとは言い切れないか。

向こうの記事にはあるのか

_ 不思議なこと

そう言えば、以前から不思議に思っていたんだが、Linuxへの移行をためらう理由としてスキルとか言う言葉にお眼にかかることが多い。

そりゃ一体なんだ?

AIXならIBMにお金を払い、WindowsならMSにお金を払う。同じようにLinuxなら赤帽やイントラ逆さ読みにお金を払うことができるじゃん。

自社? AIXのカーネルハッカーが自社にいる? そんなバカな。

もちろん、赤帽やイントラ逆さ読みのスキルが不安ということなら、それはそれで考え方だから良いんだが、どうも、フリーそれは無料という頭しか無いらしいところがおかしいね。はなから、サポートをどっかから買うという頭がLinuxという文字を見た瞬間にすっとんでしまうらしい。って、言うか、そういう頭しか無い世界だから、ビジネスモデルとしてなかなか成立しにくい状況があるんだろうが。

このへん、考えてみたらミラクル躍進ってのとからんでるな。

#SI屋のスキルを心配してるってことか? うんうん。

_ 先細りの道

Book1st。SONSという別シリーズがあるが、とりあえず置いておく。樹の話の上下もあるが、これも置いておいて、結局、目当ての本が無いので、移動。

大盛堂の新しいやつ。樹の上だけがある。

旭屋。何もない。

天気が良くて機動力があれば、ブックセンターまで足を延ばすとこだが、それはさすがに無し。

来週新宿に行ったら紀伊国屋だ。


2003-06-27

_ VS.NET 2003

インストール開始から3時間経過……なんかおかしい気がする。

_ VS.NET 2003

まだ「お待ちください」だよ……。キャンセル押しても反応ないし。


2003-06-28

_ VS.NET 2003

あぁ、VS.NETと名前が違うのはわかってたよ。でも、せめて、旧バージョンをアンインストールしますか? とか聞いてくれよ。それをするのがMS Wayじゃないか。

_ しまったかも

勧められるまま、ja_JP.PCKな環境と決めてしまったもんで、はまるったらありゃしない。助かる面も多いから、必ずしも間違ったとは思わないんだが、もしかしたら企業ユース=PCK、ワークステーションユース=ujisなんだろか?

例)mknmz

LC_MESSAGES=ja_JP.SJIS;mknmz ...

_ でも、namazuはOKとか。

あるいは、単体でkakasiを動かして出力を見ると、ちゃんとわかち書きされているのに、組み合わせるとだめだめとか。

とか書いてみたら、気付いたが、EUC-jpでログインして確認すりゃいいんだな。

_ 監獄の影響で

下の日々が監獄の中に入っているように見える。

_ 直ったぞ

って、自分で新たに付け加えたからか……

_ 監獄兄弟

そうか、こういう方法(明記するということについて)もあるのか。個人のページにプライバシーポリシーを書くというのは遊びのうち(どんな技術を使ってるかを書くってのが)かも知れないが。少なくても団体はかっちり書くべきだろう。

_ JDK1.4.2

 お前もか! なんか、変なメッセージが出たと思ったら……
E:\home\arton>java -version
Error occurred during initialization of VM
java/lang/NoClassDefFoundError: java/lang/Object
 しょうがないので、アンインストールして再度インストール
E:\home\arton>java -version
java version "1.4.2"
Java(TM) 2 Runtime Environment, Standard Edition (build 1.4.2-b28)
Java HotSpot(TM) Client VM (build 1.4.2-b28, mixed mode)

_ VS.NET 2003

 ちょっといじる。相変わらず、Form1の名前を変更しても
Application.Run(new Form1()); // Form1なんて存在しないだろうが。
なんか、強い意志を感じるが、なぜこうなんだろう?
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_ arton [utf-8プラグインを有効にした。]


2003-06-29

_ 速度、可読性、保守性

 以下のうーんざりするようなコード片を目にした場合、どう対処できるか? (テーブルには手が出せないものとする)
stmt.setInt(1, a.getA1());
stmt.setInt(2, a.getA2());
...
stmt.setInt(120, a.getA120());
stmt.executeUpdate();
良く、aで示されるクラスを作ったもんだと思わなくも無いが、それにしてもこんなの120行も書いていて、何か変だと思わないのか? と訊けば、良くぞ訊いてくださったとばかりに、最近のエディタはちゃんとしたマクロがありますから問題ありません、と平然と答えたりして。ほーそうか。それにしても良く120個もゲッタを持ったビーンを作ったものだなぁ。と言うと、最近の統合環境では……あぁ、君は黙っていてくれたまえ。 120個もゲッタがある、しかも120個もインスタンス変数があるのなら、例えば、こういう手法は考えつかんのか?
class A {
  private Map map;
  public int get(String key) { return ((Integer)map.get(key)).intValue(); }
  ...
}
....
String[] keys = { "A1", "A2" ... };
...
for (int i = 0; i < keys.length; i++) {
  stmt.setInt(i + 1, a.get(keys[i]));
}
...
で、これにどういう意味があるんですか? Integerのインスタンスをかます分だけ効率も悪いし、GCの頻度が増すのでストレステストになるということですか? −それは一理あるが、今、問題にしているのは、この1000行もあるアホウなメソッドをどうにかしろ、ということなんだ。でも、まあ、mapを使うのはこの場合、意味なさすぎだな。それじゃ
class A {
  private int[] vals;
  public int get(int idx) { return vals[idx]; }
  public int size() { return vals.length; }
}
...
for (int i = 0, n = a.size(); i < n; i++) {
  stmt.setInt(i + 1, a.get(i));
}
ならどうだ? −でも、これだと、たとえばインデックス32がAのどのような属性かさーぱりわからないんですが。やっぱり、ちゃんとゲッタを定義したほうがいいと思います。−面倒なヤツだな。じゃあ、これならどうだ?
class A {
  private int[] vals;
  public int get(int index) { return vals[index]; }
  public int size() { return vals.length; }
  ...
  public int getA32() { return vals[32]; }
  ...
}
あのぁ、ここにvals[32]というマジックナンバーがあるんですけど。マジックナンバーは書いてはいけないということも知らないんですか? 私なら
class A {
  private int[] vals;
  ...
  static final int A1 = 0;
  ...
  static final int A32 = 31;
  ...
  public int getA32() { return vals[A32]; }
  ...
}
としますが、何か? −なるほどねぇ。そういうふうにプログラムを記述してれば、そりゃ、テストプログラムを作ったり、リファクタリングする暇は無いだろうねぇ。
#でも、結局、更新対象カラム数が多ければ多いほど致命的に遅くなることが判明して、
StringBuffer s = new StringBuffer("update ... set ");
for (int i = 0; i < a.size(); i++) {
  if (a.get(i) != 0) {
    s.append("A").append(i + 1).append("=A").append(i + 1).append("+?,");
  }
}
...
int col = 1;
for (int i = 0; i < a.size(); i++) {
  if (a.get(i) != 0) {
    stmt.setInt(col++, a.get(i));
  }
}
...
となったりして。
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_ ただただし [うちは、しゅーしゅー先生1号相当のが現役です。可動部分がないから壊れない……]

_ arton [僕も1号は好き(なかなかフォトジェニックだし)なんですけどね。2号も可動部分は無いんですが、ちょっと使い方が荒くて錆..]


2003-06-30

_ まだ手が動かない

と言ってる間に6月も終わり。そろそろ啓蟄。

_ 鈴虫の飼い方

は、僕も知りたいんだが、それは本当の飼いかたではなくて、江戸時代のベストセラーの話。

大きな本屋なら、学研の科学のバックナンバーが売っている。本屋じゃなくても、科学技術館(九段の武道館の脇)の1階売店にも揃ってる。

で、小学3年の科学6月号を買えば、鈴虫の卵と一通りの機材、それから飼いかたの説明も出ているから、それを入手するのが良いと思う。もっとも、卵が付いているから、一種のナマモノなんでお早めに。

なんて書いてみるテスト

_ 石川啄木

関川夏央の明治シリーズの中で、1番好きなのは最初の夏目漱石なんだが、1番印象的なのは、石川啄木のやつ。

糞貧乏でやることすべてデタラメで、こいつ本当に人間のクズだな、と周囲の人間も、読者も、一致して烙印を押しかけたとき。金田一京助に言い訳するんだが、言い訳しながら、ボロボロボロボロ、口から詩が飛び出してくるシーンがある。と思って、読み返したら、ボロボロ出てくるわけではなかったが、印象としてはボロボロ。

しまった。途中でインタラプトして読み返したために、何を思いついたのか忘れてしまった。


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